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7.車に働く自然の力と運転自動車教習所学科教習

動き続けようとする力と停止しようとする力

ブレーキをかけても車はすぐに止まりません。

停止するには運転者が危険を感じてからブレーキをかけ、ブレーキが実際に聞き始めるまでの間に車が走る距離(空走距離)と、ブレーキがきき始めてから車が停止するまでの距離(制動距離)と合わせた距離(停止距離)を必要とします。



空走距離が長くなる要員

運転者が疲れているときなどは、危険を感じて判断するまでの時間が長くなるので、空走距離は長くなります。

制動距離が長くなる要因

路面が雨にぬれていたり、タイヤがすり減っている場合には、摩擦係数が著しく小さくなります。だから制動距離が長くなります。乾燥した路面でも、タイヤの状態がよくない状態のままでは、制動距離が2倍になることもあります。また重い荷物を積んでいる場合も制動距離が長くなります。

自動車教習所の第2段階では複数教習で他の教習生を乗せて走ることがあります。人数が増えると重たくなりますので、ブレーキなどに気を付けて走ってください。


荷物の積み方による安定性

車にかかる重力(重さ)を一点に集めてつりあいのとれるところを重心といいます。重心が高いほど車は不安定になってしまいます。積み荷は高く積まないようにしましょう!

砂利道など、でこぼこの多い道では、積み荷がくずれることや荷物をしばっているロープが緩むことがあるので時々点検する必要があります。


カーブ、曲がり角、坂道での運転

カーブや曲がり角でハンドルを切ると遠心力が働きます。遠心力は速度の2乗に比例して大きくなります。また、カーブの半径が小さいほど遠心力はおおきくなります。

カーブで速度を出しすぎると、カーブを曲がり切れず大事故になる可能性があります。カーブなどでは常に遠心力が働くことを考え、カーブの手前では十分に速度を落とすことが大切です。


坂道では、車の重量と坂道の勾配に応じて慎重に運転しましょう!

上り坂で、前の車に続いて停止するときは、あまり接近しすぎなようにしなければなりません。あまり近づきすぎると前の車が発進するときに後ろに後退し、追突される可能性があるからです。ですから自分が上り坂で発進するときは、車が後退しないようにしなければなりません。四輪車はパーキングブレーキや二輪車は後輪ブレーキを使って後退しないようにしなければいけません。

下り坂では、加速度がつき停止距離が長くなるので、前の車との距離は多めにとりましょう!


坂道での譲り合い

坂道では、上り坂での発進がむずかしいので、下りの車が上りの車に道を譲りましょう。しかし、上りの車でも近くに待避できる場所があるときは、その場所に入って道をゆずるようにします。

片側が転落のおそれのある谷になっている狭い道では、上り下りに関係なく、谷側を通る車が道をゆずるようにしましょう!


長い下り坂での錯覚

長い下り坂を走行したのち、勾配が違う場所に入ると、ゆるい下り坂を平地と勘違いしたり、平地を上りと勘違いしてしまうことがあります。これらでうっかり速度を出しすぎたりして思わぬ事故を起こすこともありますので、気を付けるようにしましょう!

速度と衝撃力

車が衝突すると、運動エネルギーによって、その車や衝突した相手のものを破壊したりします。運動エネルギーは車の速度の2乗に比例して大きくなるので速度が速ければ速いほど衝突による被害は大きくなります。

衝突の被害を小さくする方法

衝突による被害を小さくするためには、少しでも速く危険を発見し、速度を落として運動エネルギーをちいさくしなければなりません。たとえば、時速60キロメートルで走行中であっても、衝突直前の速度が時速30キロメートルにおちていれば、衝突時の運動エネルギーは時速60キロメートルのときのの4分の1に減らすことができます。