はじめての免許取得を、
わかりやすく。
「車を上手く運転しちゃおう!」は、これから免許を取る方へ向けた運転ガイドです。
教習指導員が、技能教習・学科試験・検定でつまずきやすいポイントをわかりやすく解説します。
わかる
確認できる
整理できる
見たいステップを選んでください。
知ることで、運転は少しずつできるようになる。
まずは教習所に
入所する
免許を取る最初のステップは、通う教習所を決めて入所することです。
はじめて免許を取る方は、指定自動車教習所を選ぶのが一般的です。
入所の申し込みをする
教習所が決まったら、入所の申し込みをします。
窓口で申し込む場合もあれば、ネットで仮申し込みをしてから来校する場合もあります。
短期間で免許を取りたい方は、短期コースやスケジュールコースがあるかも確認しておきましょう。
ネット申し込み限定の割引やキャンペーンがある教習所もあります。申し込む前に、公式サイトを確認しておきましょう。
申し込みに必要なものを見る
入所時には、本人確認や入所資格の確認のために書類が必要です。
初めて運転免許を取得する方は、本籍地が記載された住民票の写しが必要です。
原付免許や二輪免許を持っている方は、住民票ではなく、現在の運転免許証を持参する場合があります。
視力検査などを見る
入所時には、運転に必要な視力などを確認します。
普通自動車免許では、片眼でそれぞれ0.3以上、両眼で0.7以上の視力が必要です。
片方の視力が0.3に満たない場合は、よく見える方の視力が0.7以上あり、視野が左右150度以上あることが必要です。
赤・青・黄の見分けができるかを確認します。
必要な音が聞こえるかを確認します。補聴器の使用が認められる場合もあります。
ハンドルやペダル操作など、運転に必要な身体の動きに問題がないかを確認します。
写真撮影・入所テストを見る
入所時には、教習原簿や仮免許証などに使う写真を撮ることがあります。
初めて免許を取る方は、簡単な確認テストを受ける場合があります。
内容は教習所によって異なります。交通に関する漢字や、教習で使う基本的な言葉を確認することがあります。
入所日に
最初の教習を受ける
入所日には、教習の進め方を聞いたあと、運転適性検査と学科1を受けます。
この日から、いよいよ教習が始まります。
入所日は「入所説明会」「運転適性検査」「学科1」を続けて受けることが多いです。全体で約3時間ほど見ておくと安心です。
入所説明会を見る
入所説明会では、教習所に通うための基本的な説明を受けます。
教習原簿の扱い方、学科教習の受け方、技能教習の予約方法、検定までの流れ、キャンセルのルールなどを確認します。
運転適性検査を見る
運転適性検査は、自分の運転のクセや注意の向きやすさを知るための検査です。
同じ文字を書いたり、間違い探しのような問題を解いたり、質問に答えたりすることがあります。
学科1「運転者の心得」を見る
教習は、基本的に学科1「運転者の心得」から始まります。
学科1を受けたあとに、ほかの学科教習や技能教習を進めていきます。学科教習が免除される方は除きます。
教習期限も確認しておく
普通自動車の場合、教習期限は学科1を受けた日から9ヶ月です。
この期間内に、すべての教習を終える必要があります。
学科1を受けた日から期限が始まります。入所後は、できるだけ計画的に教習を進めましょう。
第一段階の
学科教習と技能教習を受ける
入所説明会、運転適性検査、学科1が終わると、いよいよ教習が始まります。
第一段階では、運転の基本を学ぶ学科教習と、実際に車を動かす技能教習を進めていきます。
第一段階の学科教習を受ける
第一段階の学科教習は、全部で10時限あります。
最初に受ける学科1のあと、残りの学科2から学科10までは、順番どおりに受ける必要はありません。教習所の時間割に合わせて、受けられる項目から受講していきます。
また、学科教習は1日に受けられる時限数に制限はありません。予定が合う日は、複数の学科教習をまとめて受けることもできます。
第一段階の技能教習を受ける
第一段階の技能教習は、普通車の場合、最短で12時限です。
技能教習では、車の乗り降り、発進と停止、ハンドル操作、右左折、坂道発進、S字、クランクなど、運転の基本を場内コースで練習します。
技能教習の予約について見る
技能教習は予約制です。あらかじめ、インターネットや予約機などで予約をしてから教習を受けます。
第一段階では、技能教習を1日に受けられる時限数は原則2時限までです。
技能教習は予約制のため、決まった期限までにキャンセルをしないと、キャンセル料がかかる場合があります。
技能教習は、予約の取り方で進み方が変わります。予定を確認しながら、無理のないスケジュールで予約を取りましょう。
配車手続きについて見る
技能教習当日は、教習を受ける前に配車手続きを行います。
配車手続きは、教習開始の数分前までに済ませる必要があります。教習所によっては、5分前までなど、締め切り時間が決まっています。
決まった時間までに配車手続きを行わない場合、技能教習が受けられなくなる可能性があります。その場合、キャンセル料が発生することもあります。
技能教習時の持ち物を見る
技能教習を受けるときは、必要なものを忘れないように準備しておきます。
技能教習では、運転に適した服装と靴が必要です。
ハイヒール、スリッパ、サンダルなど、運転操作に支障が出る靴の場合、技能教習を受けられないことがあります。
技能教習の日は、スニーカーなど運転しやすい靴で行くのが安心です。
仮免前効果測定と教習効果の確認に進む
第一段階の学科教習をすべて受けると、仮免前効果測定を受けます。
仮免前効果測定は、第一段階の学科教習で学んだ内容が理解できているかを確認するためのものです。
仮免前効果測定では、仮免許学科試験に向けて、学科の内容をどれくらい理解できているかを確認します。
技能教習では、第一段階の最後に教習効果の確認(みきわめ)があります。
教習効果の確認(みきわめ)は、あらためて別の試験を受けるものではありません。
第一段階の技能教習を進めていき、最後の項目で指導員から「良好」と判断されると、第一段階の技能教習が修了します。
教習効果の確認(みきわめ)は、技能教習の一番最後の項目です。ここで良好と判断されると、修了検定へ進む準備ができます。
修了検定・適性試験・
仮免許学科試験に合格する
仮免許を取得するためには、技能・適性・学科の3つに合格する必要があります。
修了検定、適性試験、仮免許学科試験に合格すると、仮免許証が交付されます。
仮免許証が交付されると、第二段階の路上教習へ進めます。
修了検定を詳しく見る
修了検定は、教習所の所内コースで行われる技能検定です。
第一段階で練習してきた発進・停止・進路変更・交差点の通行・坂道発進・S字・クランクなどを通して、基本的な運転操作や安全確認ができているかを確認します。
修了検定に合格すると、適性試験へ進むことができます。
修了検定の合格証明書の有効期限は3ヶ月です。3ヶ月以内に、仮免許学科試験に合格する必要があります。
適性試験を詳しく見る
適性試験では、視力など、運転に必要な身体的な基準を満たしているかを確認します。
普通自動車免許では、片眼でそれぞれ0.3以上、両眼で0.7以上の視力が必要です。
片方の視力が0.3に達しない場合は、よく見える方の視力が0.7以上あり、視野が左右150度以上あることが必要です。メガネやコンタクトレンズを使用して基準を満たすこともできます。
赤・青・黄の見分けができるかを確認します。
両耳の聴力が10メートルの距離で、90デシベルの警音器の音が聞こえることが必要です。補聴器により補われた聴力でも認められる場合があります。
ハンドルやペダル操作など、運転に必要な身体の動きに問題がないかを確認します。
仮免許学科試験を詳しく見る
仮免許学科試験では、第一段階の学科教習で学んだ交通ルールや安全運転の知識が確認されます。
信号、標識、交差点の通行方法、歩行者の保護、安全確認など、路上教習へ進む前に必要な内容が出題されます。
仮免許学科試験に合格すると、仮免許証の交付へ進みます。
仮免許証の交付を詳しく見る
修了検定、適性試験、仮免許学科試験に合格すると、仮免許証が交付されます。
仮免許証が交付されると、教習指導員の同乗のもとで、第二段階の路上教習を受けられるようになります。
路上教習では、必ず仮免許証を携帯して教習を受けます。
仮免許証を忘れてしまうと、第二段階の技能教習を受けられないことがあります。キャンセル料が発生する場合もあるため、路上教習の日は必ず携帯しましょう。
仮免許証の有効期限は6ヶ月
仮免許証には有効期限があります。
仮免許証の有効期限は、交付された日から6ヶ月です。この期限内に、第二段階の教習を進め、卒業検定に合格する必要があります。
仮免許証の有効期限が切れてしまうと、路上教習や卒業検定を受けられなくなります。
教習期限が残っていても、仮免許証の有効期限が切れている場合は、もう一度仮免許を取り直す必要があります。
第二段階の
学科教習と技能教習を受ける
第二段階では、路上教習を受けながら、実際の道路で必要な判断や安全確認を学びます。
学科教習も進めながら、卒業検定に向けて準備していきます。
第二段階の技能教習では、仮免許証を持って路上教習に進みます。交通の流れや周囲への注意が、第一段階よりも大切になります。
第二段階の学科教習を見る
第二段階の学科教習では、路上運転に必要な知識をより実践的に学びます。
学科教習第二段階の「1 危険予測ディスカッション」は、技能教習とセットで受ける教習です。
「2・3・4 応急救護処置」は予約が必要です。3時限連続で受ける教習になるため、予定を確認して早めに予約しておきましょう。
「16 経路の設計」と「17 高速道路での運転」は先行学科です。第二段階の教習をスムーズに進めるためにも、なるべく早めに受けておくと安心です。
第二段階の技能教習を見る
第二段階の技能教習では、仮免許証を持って実際の道路を走ります。
教習指導員が同乗し、交通の流れに合わせた走行、交差点の通行、進路変更、歩行者や自転車への注意、駐車や停車などを練習します。
卒業前効果測定を見る
第二段階の学科教習をすべて修了したら、卒業前効果測定を受けます。
卒業前効果測定は、卒業検定後の本免学科試験に向けた確認テストです。
この効果測定に合格していないと、卒業検定へ進めない教習所が多いため、早めに学科の復習を進めておくと安心です。
第二段階に入ったら、技能教習だけでなく、学科の復習も同時に進めておくことが大切です。
教習効果の確認(みきわめ)を見る
第二段階の技能教習の最後に、教習効果の確認(みきわめ)があります。
教習効果の確認(みきわめ)は、あらためて別の試験を受けるものではありません。
第二段階の技能教習を進めていき、最後の項目で指導員から「良好」と判断されると、第二段階の技能教習が修了します。
路上での安全確認、進路変更、交差点の通行、歩行者への対応、駐停車など、第二段階で練習してきた内容を確認します。
教習効果の確認(みきわめ)で良好と判断されると、卒業検定へ進む準備ができます。
教習がすべて修了してから卒業検定まで3ヶ月
第二段階の学科教習と技能教習がすべて修了すると、卒業検定を受けられる状態になります。
ただし、すべての教習が修了してから3ヶ月以内に卒業検定に合格する必要があります。
教習が終わってから時間を空けすぎると、卒業検定の期限に注意が必要です。教習効果の確認(みきわめ)で良好と判断されたら、できるだけ早めに卒業検定を受ける流れにしましょう。
卒業検定に合格して
卒業証明書をもらう
第二段階の学科教習と技能教習がすべて終わると、卒業検定へ進みます。
卒業検定は、指定自動車教習所を卒業するための最後の技能検定です。
卒業検定に合格すると、指定自動車教習所を卒業できます。卒業後は、運転免許試験場で本免許学科試験を受ける流れになります。
卒業検定を受ける
卒業検定では、交通ルールを守れているか、周囲の状況に合わせて判断できているか、安全確認ができているかなどを確認されます。
一般道路での課題走行に加えて、所内コースで方向変換または縦列駐車のどちらかを行います。
卒業証明書を受け取る
卒業検定に合格すると、教習所から卒業証明書が交付されます。
卒業証明書の有効期限は、卒業検定合格日から1年間です。
ただし、教習所を卒業しただけでは、まだ運転免許証は交付されません。
運転免許証を取得するには、住所地を管轄する運転免許試験場などで、本免許学科試験を受けて合格する必要があります。
運転免許試験場で
試験を受ける
指定自動車教習所を卒業したあとは、運転免許試験場で試験を受けます。
卒業証明書がある場合、運転免許試験場での技能試験は免除されます。
卒業証明書がある人は、運転免許試験場で適性試験と学科試験に合格すると、運転免許証の交付へ進みます。
申請に必要なものを見る
運転免許試験場で試験を受けるときは、必要なものを忘れないように準備しておきます。
適性試験を見る
適性試験では、視力など、運転に必要な身体的な基準を満たしているかを確認します。
適性試験に合格すると、学科試験へ進みます。
普通自動車免許では、片眼でそれぞれ0.3以上、両眼で0.7以上の視力が必要です。
片方の視力が0.3に達しない場合は、よく見える方の視力が0.7以上あり、視野が左右150度以上あることが必要です。メガネやコンタクトレンズを使用して基準を満たすこともできます。
赤・青・黄の見分けができるかを確認します。
両耳の聴力が10メートルの距離で、90デシベルの警音器の音が聞こえることが必要です。補聴器により補われた聴力でも認められる場合があります。
ハンドルやペダル操作など、運転に必要な身体の動きに問題がないかを確認します。
学科試験を見る
学科試験では、交通ルールや安全運転の知識が確認されます。
学科試験に合格すると、免許証用の写真撮影へ進みます。
合格したら写真撮影をする
学科試験に合格すると、運転免許証用の写真撮影を行います。
運転免許証が交付される
適性試験と学科試験に合格し、写真撮影などの手続きが終わると、運転免許証が交付されます。
運転免許証が交付されると、ひとりで公道を運転できるようになります。
ここまで終われば、運転免許取得の手続きは完了です。