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車の乗り降りの瞬間から始める安全ドライブ術

ぱんだ先生
ぱんだ先生

今日のテーマは実は毎日よく行っているけど、意外と注意が必要な車の乗り降りの安全対策についてです。このシンプルな動作でも、ちゃんとした手順を踏むことで、安全を高めることができるんですよ!

安全な車の乗り方・降り方

笑顔で車から降りてくる女性ドライバー

車の乗り降り仕方乗り方

車に乗車する時には、

『まずドアを開け、座席に座り、そしてドアを閉める』という一連の手順が一般的です。

これは車に乗ったことがある人ならば誰でもしていることだと思います。

しかし、これから運転する運転手はこれだけでは足りません。

車の前後を確認する

車に乗車する前に車の前方を確認している

車には死角と呼ばれる見えない範囲があります。

運転席に座ってしまうと、そこは見えなくなってしまいます。ですので、車に乗る前にその見えなくなってしまう範囲を確認する必要があります。

車の乗り降りでは確認をして安全であることが確認できれば、ドアのロックを解除しドアを開ける前に、前方や後ろから車や人が近づいていないかを確認します。

ドアを開ける前に前後を確認する

運転席のドアを開ける前に後方の安全確認をしている

後ろから来ている車の迷惑にならないか、事故にならないか自分の安全のためにも確認してください。
そして運転席のドアを開け乗り込んでください。
乗るときはできるだけすばやく乗ります。車の乗り降りでは大切なことで

半ドアにならないようにする

乗ったら確実にドアは閉めましょう!ドアが確実に閉まってなかったら半ドアランプが点きますので消えているか見ておきます。

半ドア警告灯が点灯している

半ドア警告灯は、運転席が締まっていない時だけに点灯するわけではなく、ほかのドアが開いている時も点きますので他の人が乗るときも気をつけておきます。

教習所でこんなことありました

私がまだ自動車教習所に通っていた時の話です。

運転席に座って、ふとメーターに目をやった時、半ドアランプが点灯していたんです。運転席側のドアはしっかり閉まっていたので、隣にいた教習指導員に「ドアが半ドアなんですけど・・・・」って言うと、指導員が少し焦りながら「良く気づいたね、わざとだ!」と言いました。わざとですって・・・。私は今でも指導員の不注意でドアを閉めていなかったと思っています!

ドアロックはした方がいいのか?

「車のドアをロックをしたほうがいいのか?」というお話です!
どっちが正しいか難しいところですが、私はドアロックをしたほうがいいと思います!

私の実体験

私の体験談になりますが、昔、車を運転中に赤信号で停まったとき、突然知らない人にドアを開けられそうになったことがあります。ドアをロックしていたので大丈夫でしたが怖かったです。特に1人で乗っているときは気をつけたほうがいいですね。

これに注意

1人で運転している時、助手席にかばんを置いておかないほうがいいですよ。ついつい助手席に荷物を置いてしまうのですが、助手席の窓を割られてかばんなどの荷物を盗難される事件が発生しています。かばんなどは助手席の足元や後部座席の足元など、見えないところに置いたほうがいいと思います。


車の乗り降り車の降り方

車から降りるとき

ミラーや直接自分の目で、前から何か危ないものは来ていないか、後ろから車や二輪車、自転車などが来ていないかなどを見ます!
確認して安全で大丈夫なのであれば、
車のドアをちょこっとだけ開けましょう!

後方の確認をしてから運転席を降りる男性ドライバー


ちょこっとだけドアを開ける理由は、後ろから来ている車や人などに「これから降りますよ~」とちょこっとだけ開けたドアで合図をすることができるからです!


気をつけてほしいのは自分以外に誰かを乗せているときです。
運転手は自分だけではなく他に乗っている人にも気配りをしなければいけません。

例えば誰かを降ろすときですね。
お友達を家まで送って「じゃあね~」と友達がドアをあける瞬間!!
運転手はミラーや目視などで後ろから何も来ていないことを確認してあげてください。
後ろから車や人などが来ているときにドアを開けたら大変です。
左側だと自転車や歩行者、バイクなのがいるかもしれませんよ!

あなたも今までに停まっている車のドアが突然開いて驚いたことないですか?
私は当てられたことがありますよ!!!

幸い私は「イテ!!」ぐらいでしたが小さな子供やスピードの出ているバイクなどがぶつかっていたら命の危険もあるかもしれません。ですから必ず安全を確認してからドアを開けてください。

最後にドアを確実に閉めてドアをロックします。(教習所の場合ドアのロックはしないかもしれません)車の乗り降りでの確認は習慣にしましょう!

車の乗り降り運転姿勢のとり方

正しい運転姿勢は運転が上手くなるコツです

運転席に座る際は、深く座るようにしてください。『おしりとシートの間に1ミリも隙間がない!!』ぐらい深く座ると良いです。なぜなら、おしりとシートの間に隙間ができていると、体が安定せず、上手に運転することができません。車のシートの座り方には良い例と悪い例があります。また、シートの前後の位置も合わせる必要があります。MT車(マニュアル車・ミッション車)の場合、クラッチを踏む方法も重要です。運転席の下にあるレバーを使って座席全体をスライドさせることができます。ブレーキペダルや(MT車の場合)クラッチペダルがしっかり底まで踏めるように、ひざが伸びきらないように合わせましょう。

ペダルは思いっきり踏んでください。これ以上踏めない!ぐらいです。ペダルがちゃんと踏めていてもひざが伸びきっていたらだめです。きちんと踏める位置にシートを動かしましょう!

言い忘れていましたが、アクセルペダルは床いっぱいまで踏み込めますが、ブレーキペダルやクラッチペダルはいっぱい踏んでも床まで届きませんよ。たま~に誤解されている方がいるので気をつけて!

車のシートは高さを調節

車のシートは高さを調節することができますが、すべての車がその機能を備えているわけではありません。運転席の右側に調節レバーがある車も多いでしょう。背が高い人は座席を低く、背が低い人は高く調節すると良いです。ただし、ペダルをしっかり踏むために、座りすぎずに適切な高さに調節してください。

リクライニングを調整

リクライニングを調節する方法は次のとおりです。まず、運転席の右側にあるリクライニング調節レバーを見つけます。このレバーを使って背もたれの角度を変えることができます。背もたれの角度を調整すると、両手をクロスしてハンドルを握ったときに背中がしっかりと背もたれに密着するようになります。また、ハンドルをどこで持ってもひじに余裕があるように調整してください。

逆にハンドルにぴったりとくっついて窮屈で余裕がないのもだめですよ。
ハンドルの高さを変えることも出来ます(出来ない車もあります)
メーターがハンドルで見えなかったらハンドルの高さも変えてみてください。

ヘッドレストを合わせる

背もたれの上にあるヘッドレストは、頭や首を守るためにしっかりと合わせてください。ヘッドレストの中心を耳の高さに合わせましょう。

ミラーを合わせる

そして、ミラーを合わせます。ルームミラーとサイドミラーのことです。ルームミラーを調整するときは、ミラーのフレームを持って操作してください。直接触ると指紋がついて汚れる可能性があります。ミラーのフレームを持って、後ろの窓がミラー全体に映るように調整してください。サイドミラーは、自分の車の車体がミラーの4分の1程度、地面と空がそれぞれミラーの2分の1ずつ映るようにします。

シートベルトをつける

最後に、シートベルトを締めましょう。ベルトを引き出して、肩や腰に正しく合わせて差し込みます。カチッと音がするまでしっかり差し込んでください。シートベルトは、突然強い力がかかるとロックがかかるようになっています。これは、事故の際に身体が飛ばないようにするためです。そのため、ベルトを引き出すときはゆっくり引くようにしてください。また、ベルトは引き出しても自動的に戻るので注意してください。

正しい運転姿勢は、上手な運転の第一歩です!

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