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車庫入れ【駐車】のコツは後ろのタイヤにあり!

2023年8月4日

ぱんだ先生
ぱんだ先生

車庫入れは、多くのドライバーにとって難しい課題です。しかし、いくつかのコツを覚えれば、簡単にできるようになります。このガイドでは、基本から応用まで、車庫入れのための具体的なテクニックを紹介します。

バックするのが怖い

車庫入れ【駐車】って難しいですよね。

クルマが全然止まっていない駐車場

『どっちにハンドル回したらいいかわからへん』

『どっちに回したらどっちいくん?』

『後ろ向いた瞬間に頭がパニックになる!』

なんてお声がたくさん聞こえてきました。

お気持ちすごくよくわかります。

バックって難しくて、どうなるかわからないから怖いですよね。

教習中でも教習生がバックの姿勢をとっただけで頭の中が『???』でいっぱいになっている方がおられます。

『???』のまま車を動かすのがどれぐらい怖いことか!

でも案外バックって簡単なんですよ!

以外に簡単!バックのコツ

後輪を知ればバックは簡単!

実はバックする時に、後輪を意識してあげるととても上手く運転できるんです。

『うそや~ん、バックが簡単になるはずないやん!』

って思いました?

でも、本当なんです。

後輪位置を把握しよう!

運転席に座っている時、後輪位置を把握できてますか?

乗用車の運転席の位置

運転席に座っているとき、〇のところに頭がきます。

頭の位置はだいたい車の真ん中にありますね。

では後輪タイヤがどこかと言うと

乗用車の後輪タイヤの位置

〇が後部座席に座っている人の頭の位置で後輪タイヤがその下ぐらいにあります。

こんな感じで自分の車の後輪タイヤの位置を把握してみてください。

これがわかるだけであなたのバックはめちゃくちゃに上手くなります!

ポイント

後輪タイヤの位置を把握する!!

後輪タイヤを上手く寄せる

『ほんで、ほんで?後輪をどうしたらいいん?』

後輪タイヤを入れたいところの角に寄せればいいです。

『入れたいところの角?』

そうです!

駐車場のバックでクルマを入れるポイントはココ

駐車場の入れたいところの角に後輪タイヤを近づけていくだけ!

写真で見る車庫入れ【駐車】

駐車場のバックで左バックのポイントと右バックのポイント

今回は左バックをするので左バックはこっちとなっている方へ後輪タイヤを近づけていきます

出来るだけ止める方へ車をよせて〇に後輪タイヤが近づくようなタイミングでハンドルを切っていきます。

左バックで車を駐車しようとしている左バックのポイントへ車を近づけている
左バックでクルマを駐車しようとしている。ポイントに来たのでハンドルを回している
ハンドルを回して左バックのポイントへ左後ろのタイヤを近づけようとしている

前輪タイヤが〇に近づいたぐらいでハンドルを切る感じですね!

『えっと…前輪タイヤの位置がわかりません!』

大丈夫ですよ!前輪タイヤの位置もご紹介します!

クルマの前のタイヤの位置

青いところがアクセルペダルがついているところです。

アクセルペダルの少し奥に前輪タイヤがついてます。

ボンネットのちょうど真ん中あたりですね。

ハンドルを切って前進中も後輪タイヤを意識

後輪タイヤをポイントの位置へ近づけている

常に後輪タイヤを意識して車を前進させます。

そしてバックギアに入れて後輪タイヤが〇に近づいて行くようにハンドルを操作します。

ギアをバックに入れて左バックをしている
左バックのポイントへ左タイヤを近づけながら駐車している
クルマが駐車スペースに入ったらタイヤをまっすぐにする
上手に車を駐車出来たクルマ

駐車できました!

止まってハンドルを戻す

バックの駐車の時は、ハンドルをまわす量が多くなります。

よくあるミスがハンドルを回すタイミングはいいんだけど、ハンドルを回す速度が追い付いていないという方がいます。

せっかくジャストタイミングでハンドルを回しているのにこれではもったいないです。

だからハンドルは車を停めてから動かしましょう!

『止まったままハンドルを回したらアカンって言われるで!』

そうですね。そうお話しになられる方もいます。

もちろん車にいい行動ではありませんが、それが原因で車が動かなくなるぐらいの故障をすることはないと思いますよ。

そんなことになるんだったら、世の中の教習車はすぐにつぶれてしまいます。

運転が上手になればいちいち車をとめてハンドル操作をしなくなりますから、まだ運転が不慣れなうちは停まってハンドル操作をしましょう。

動かしながらハンドルを切るより、止まってからする方が失敗が少なくすみますよ!

そして、失敗したかなと思ったら元に戻ってやり直しをすること!

慌てて右や左にハンドル操作をすると車の向きやハンドルの向きがわからなくなりどうしていいかわからなくなります。

ダメかなって思ったらあきらめて冷静にもう一度チャレンジしてくださいね。

  • この記事を書いた人
パンダ先生

PANDA

かつては運転が大の苦手でした。しかし、今は【教習指導員】として20年以上運転を教えています。恐怖は乗り越えられるものです。その第一歩を、私と一緒に踏み出しましょう。

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