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曲線コース(Sコース)の通り方【狭路の通行】

ぱんだ先生
ぱんだ先生

Sコース練習は実際の道路で直接使われる場面は少ないものの、狭い道や危険な状況に遭遇したときのための重要なトレーニングです。主に、視線の方向、速度調整、車両感覚を鍛えることが目的です。これらをマスターすることで、より上手な運転が可能になります。

こんな道はないよ!

Sコースを練習していきましょう!

実際の道でSコースのような道はあまりありません。

しかし道路状況によってもっと道幅が狭くなったりもっと危険な道になったりします。そんな時でも安全に車を通行させるために、ここで練習しておきます。狭い道や危険な箇所を通るときに大事なのが、どこを見るのかと速度と車両感覚です。


これをマスターすると運転が上手くなりますのでがんばって練習してください。

Sコースの走り方

速度が大事!

まず速度です。これはあなたが安全に通れる速度を作り出してください。

MT車の場合は半クラッチで走行したり、断続クラッチを使ってあなたが速く感じない速度を作ってください。

AT車の場合はクリープ現象とブレーキを上手く使って、あなたが速く感じない速度を作ってください。

次にどこを見るのかです。

車には死角があります。

下の写真で色が黒くなっているところは白の車に乗っているときに見えなくなってしまうところです。


Sコースに入ってしまってから前を見てももう後半部分しか見えなくなってしまいます。


ですから見えなくなってしまう前にSコースに入りかけた時点でコースの前半部分は見ておいてください。見ると言っても車のすぐ前を一点見ても、上手には通れません今車がいるところと見えているところは違います。

一生懸命、車のすぐ前を見ても見えているところと車の位置が違います。ですから見えている間にこれからあなたが通るコースがどうなっているのかこの先どうなっているのかを見ます。


カーブの曲がり具合や道幅などを見て、これからどうやって車を進ませるのかを頭の中でイメージします。

そしてそのイメージに合わせて車を進ませます。後半部分も同じです。見えなくなってしまう前に後半部分のコースも見ておきます。


そして頭の中でどうやって通るかイメージします。そのイメージに合わせて車を進ませます。

見事に通過できました!

Sコースの通り方まとめ

Sコースの練習は狭い道や危険な状況での運転スキルを向上させるための有用なトレーニングです。

視線、速度、車両感覚の調整が重要で、これをマスターすることで全体的な運転技術が向上します。

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あとは、車両感覚です^^
タイヤの位置は把握していますか?

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内輪差や外輪差はどうですか?

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ポイント

Sコースはきれいに通ればいいってわけではないです。Sコースで視野の捉え方や車両感覚、速度の調節の仕方など
たくさん運転して練習して身につけてください。がんばりましょう!


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