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運転が上手くなるためのコツ【意識】から始めよう

2023年10月29日

ぱんだ先生
ぱんだ先生

運転が上手い人の共通点は何でしょうか。
答えは「自分が今どのような状況にいるのかを理解している」という点です。

この記事では、その「意識」を高めるために役立つコツを紹介します。

運転が上手くなるためのコツ!エンジンをかける前から始まっている

はじめにこれだけは知っておいてください!

運転が上手い人というのは、「今の道路状況で自分がどんな立場にいるのか、どんな状態で運転しているのかを理解している人。」なのです。

自分の状況を把握するためには、やはり、意識してやろうと思うことがとても大切になります。

運転が上手くなる魔法なんてありません。

「めんどくさいからいいわ。」と基本をないがしろにしていると、絶対に運転はうまくなりません。

それどころか、とても危険なことになりかねません。

車に乗る瞬間にそれはもう始まっているんです。

運転席に座る前に、車のまわりをグルっと1周する

運転席に座る前に車の周りをグルっと一周回る!

これ、やってます?

自動車教習所に通っていた時はしてましたよね?

今は、かっこ悪いからしないのですか?

めんどくさいからしないのですか?

誰もしてないからしないのですか?

その気持ち、その意識が運転が上手くならない理由ではないのでしょうか?

今から乗るその車の、今の状況ぐらい、見れますよね!

車の死角に子供が隠れてしまうことあります。

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ぱんだ先生
ぱんだ先生

事故のない運転が出来る!これが運転が上手い人です。

運転席に乗る前のチェックの仕方

車に乗る前に、必ず車の周りをグルっと一周してください。これが運転の第一歩です。タイヤの状態や窓の清潔さもこのときにチェックすると良いでしょう。

1. グルっと一周する目的

車に乗る前に行う外部チェックは非常に重要です。これにより、車の安全性や運転性能に問題がないかを確認できます。

一見単純な作業かもしれませんが、このステップで多くのトラブルを未然に防ぐことが可能です。

2. タイヤの状態

  • タイヤの状態を見る
    タイヤが適切な空気圧であるかを確認してください。
    低いと燃費が悪くなるだけでなく、操縦安定性にも影響を与えます。
  • 摩耗
    タイヤの溝が摩耗していないか確認してください。
    摩耗が進んでいると、雨天時のグリップが低下します。

3. 窓の清潔さ

  • ガラス: フロントガラスやサイドミラー、リアガラスに汚れや曇りがないかをチェックしましょう。視界が悪いと、事故のリスクが高まります。

4. ライトとウインカー

  • 機能チェック: ヘッドライト、テールライト、ブレーキライト、ウインカーが正常に機能しているか確認してください。

5. ウィンドシールドワイパー

  • 状態: ワイパーのゴムが摩耗していないかを確認してください。摩耗していると、雨天時の視界が悪くなります。

6. その他のポイント

  • 燃料: ガソリン量を確認し、必要なら補給してください。
  • ドアのロック: 全てのドアがしっかりと閉じているか確認しましょう。

車に乗る前の事前チェックは、運転の安全性を高めるために不可欠なステップです。少しの時間をかけるだけで、多くのリスクを減らすことができます。

自分のまわりの状況が常にわかっている

ぱんだ先生
ぱんだ先生

運転が下手な人ほど周りの状況がわかっていない!

運転が上手い人は、常に自分が運転している車のまわりの状況が分かっています。

後ろの車は進路変更しようとしているな!

こんなこと運転中に思ったことありますか?

運転が上手な方は前方の状況だけを把握しているのではなく、後ろの車の動きも見ています。

進路変更をしようと思ったときだけ後ろの確認をする。

これでは運転が上手くなることはありません。

運転が上手な方は常に後ろの状況を見ています。

そこを意識してみてください!

基本的なミラーの合わせ方

ルームミラーは後ろの窓が全部うつるようにしてください。

サイドミラーは車体が少し写って道路ぐらいうつるようにしてください。

正しい運転姿勢とシートベルト

1. シートベルトの正しいかけ方

  • 肩ベルト: 肩ベルトは肩から斜めにかけ、中央のバックルにしっかりと固定します。肩ベルトが首に触れないように調整することが重要です。
  • 腰ベルト: 腰ベルトは腰の上から締め、同じく中央のバックルで固定します。締めすぎないように気をつけましょう。

2. 正しい運転姿勢

  • 背もたれの角度: 背もたれは垂直に近い角度が理想です。これによって、肩と腰がしっかりシートにつき、安全かつ快適な運転が可能になります。
  • ステアリングホールド: 両手をステアリングにしっかりと添え、通常は「10時と2時」の位置に手を置くと良いでしょう。
  • 膝の位置: 膝は少し曲がった状態が理想です。これにより、急なブレーキング時にもしっかりと反応できます。

3. ミラーの調整

  • サイドミラー: 自分の車の後端がわずかに見える位置に調整します。
  • ルームミラー: バックガラス全体が見えるように調整すると、後方の状況を広く把握できます。

4. その他のポイント

  • シートの高さ: 運転者の目線が道路と平行になるように、シートの高さを調整することも重要です。

正しい運転姿勢とシートベルトの装着は、安全運転において基本中の基本です。これらを適切に設定することで、急な状況変化にも柔軟に対応でき、安全性が大いに向上します。

運転が上手くなるコツまとめ

運転の上達はエンジンをかける前から始まっています。事前に車の周囲をチェックすることで、安全な運転が可能になるだけでなく、自身の意識レベルも高まります。また、正確な運転姿勢とシートベルトの使用は、運転中のリスクを大幅に減らします。

さらに、ミラーを効果的に使い、周囲の状況を随時確認することで、安全運転はもちろん、運転スキルも向上します。これらの基本的ながら極めて重要なポイントをマスターすることで、運転が上手くなるための「意識」が高まります。

これらのポイントを実践することで、運転が上手くなるだけでなく、より安全な運転が可能となります。

  • この記事を書いた人
パンダ先生

PANDA

かつては運転が大の苦手でした。しかし、今は【教習指導員】として20年以上運転を教えています。恐怖は乗り越えられるものです。その第一歩を、私と一緒に踏み出しましょう。

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