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交差点の右折のコツ|交差点の通行(右折)

2023年8月20日

ぱんだ先生
ぱんだ先生

まずあなたは交差点で右折するとき

自分の車がどれぐらいの速度で交差点を曲がれるのかを考えてますか?

向こうからやってくる車ばかり気にしてませんか?

それじゃ、ダメですよ (* ̄∀ ̄)"b"チッチッ

交差点の右折のコツ

右折のコツ

交差点の赤信号で止まっている教習車

自分の車がどのくらいの時間で交差点を曲がれるのか

交差点を右折するときはコレを頭に入れておきましょう!

これがわかってなかったらいくら対向車の速度を見たところで

安全に右折することなんてできませんよ

大事なのは

あなたはどれぐらいの時間で交差点を曲がれるのか


対向車はどれぐらいの時間で交差点に入ってくるのか

をしっかり判断することです

対向車の速度を見て自分が曲がれるのかを

頭でシミュレーションしてみてください

あなたの曲がる速度と対向車の速度が大切なんですよ!


ここで間違ってはいけないことがあります \( ̄ -  ̄ )


それはあなたの曲がる速度をあげてはいけない!

交差点の右折では、通行位置は交差点の中心のすぐ内側を通らなければいけません。

なぜなら、交差点のすぐ内側を通る理由は、ショートカットでの事故が多く発生しているからです。

交差点の中に進入しているクルマ

交差点への進入です。

まず、中央線より内側から交差点に進入します。

そして、この位置からハンドルを切ってしまうと、ショートカットになってしまいます。

交差点の右折でショートカットしているクルマ

交差点の中心を通らずに

かなり内側に侵入しているのがわかります

こうなると次の道に対しての進入角度が

きつくなります

ショートカットをして右折しているクルマ

次の道に入るときに後ろから来る

歩行者を見落としやすかったりします

おまけに反対車線に

はみ出しそうにもなります



ショートカットはスピードをそんなに落とさなくても曲がれます

ただ、交差点は右左折をするとき徐行と決まっております

早く曲がれば曲がるほど、車の自由はきかなくなります。

さらに、急いで曲がろうとしてしまうので、歩行者の見落としなどの事故を起こしやすくなります。



次に、よい右折の方法です



交差点の進入です

ここで対向車と一緒に

曲がった先の歩行者も見ておきましょう

交差点の右折待ちをしているクルマ


歩行者はどっちの方向から渡るかわかりません

特に右折の場合は右から渡ってくる歩行者の見落としが多いです

交差点の中心のすぐ内側を通過しているクルマ

このように中心のすぐ内側を通ります

対向直進車を待つ場合はここまで車体を

傾けず対向車と平行な状態で待ちましょう

交差点の中心のすぐ内側を通ることで安全に右折をすることができているクルマ


交差点の中心のすぐ内側を通ると

自然と進路がいいところに進んでくれます

しかもショートカットの場合と違い

横断歩道に対して垂直に入れます

万が一手前で歩行者を見落としていても発見しやすい角度に

なっているのです

けど歩行者を見落とすとこんな状態で止まってしまいます

進むときは右折方向の歩行者や自転車も確認してから

右折してくださいね

直進車だけに気を取られて右折してみたら歩行者が

横断していたとなるとあなたは交差点の真ん中で

停まることになります

対向車が来たら大変ですよ

対向車や信号だけで右折するのはやめてくださいね



最後に対向の右折車のかげになって

進んでくる直進車が見えない場合があります

そんな時はゆ~っくりゆ~っくり進んで直進車がいないか

確認してください

見えないからいないではないですよ

見えないときは、見えるように努力してください。

ゆっくり出るとすぐに停まれますし、さらに対向車にあなたの車の存在をアピールできます。



右折の手順は

右折をしたい交差点からだいたい30メートル手前で

右に合図を出して右に何も無いことを確認したら車を右に寄せます

右に寄せることによって後続車に

あなたの車が右折であるとアピールできます

右折レーンがあるときには右折レーンに入りましょう

交差点が近づいてきたら速度を落とします

すぐに停まれる速度で交差点に入ります


対向の直進車の動きに注意し、そして右折先の歩行者の動きにも注意します。

安全が確認できたら、右折しましょう。


右折は矢印信号も多いですが信号だけを信じて進むのではなく

信号無視の車や歩行者がいないかも確認してから

右折するようにしましょう!


そして大切なのはすぐに停まれる速度です

あわてて速い速度で曲がると事故につながります

速い速度で安全に確認できませんよ

  • この記事を書いた人
パンダ先生

PANDA

かつては運転が大の苦手でした。しかし、今は【教習指導員】として20年以上運転を教えています。恐怖は乗り越えられるものです。その第一歩を、私と一緒に踏み出しましょう。

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