運転の上達と安全運転のためには、ミラーの死角をしっかりと理解し、目視で確認する習慣を身につけることが非常に重要です。
ミラーの死角
今回はミラーの死角についてです
ミラーの死角とは
車にはバックミラーが付いてますね
なぜバックミラーが付いているのでしょうか?
たとえば車を運転中に
「隣の車線に移りたいなぁ、後ろから車は来てないかなぁ
よし!車が来ていないか確認だ!!」
とクルっと後ろを向いて後ろから来ている車を
直接確認するのは危ないですよね
そんな運転手の隣に乗ってたとしたら
「ちょ、ちょっと、前向いて運転して~~!!!」
と私なら言うでしょうね、たぶん!
だから直接顔を後ろに向けずに後ろからきている車を
確認できるようにミラーが付いているんです
前を向いたままでも後ろが確認できるように
なっているんですね!
さぁ~これで安心?
バックミラーで確認したから隣の車線へ・・・
ではないんですよ!!!!!
実はミラーには写らない範囲があるんです!!!
下の写真を見てください
写真でわかると思うけど運転席から見たミラーには
バイクは写ってないよね
けど実際はバイクがすぐ隣にいます
運転席に座って前を見ている状態を時計の12時だとすると
運転席から見てだいたい4時の方向と8時の方向が
ミラーには写ってないんです
後部座席の窓のほうです
このミラーの死角による事故が多いです
左折しようとミラーを見たら何もなかったので
ハンドルを左に切ったら左を走っていた二輪車と接触
隣の車線に行こうとミラーを見たら何もなかったので
進路を変え始めたら隣を走っていた車と接触!!
などなど
特に多いのは二輪車との接触事故です
巻き込み事故です
あなたも自転車などに乗っていて
急に車が近づいてきたり曲がってきて
危なかったこととかないですか?
死角に入っていて運転手があなたに
気づいていなかったのかもしれません
これを防ぐには直接目で見て確認しなければいけません
目視(もくし)です
この写らない部分をカバーするには直接確認するしかないです
ミラーで後ろを確認してミラーで写らないところを目視して下さい
くれぐれも真後ろを見ないで下さいね
車の後ろはミラーで写ります
ミラーに写らないのは車の横のほうですからね!
逆に車から降りてどのあたりが死角なのか
実際に自分の目で見てみるのもいいですよ
車のサイドミラーを見て運転手が見えないところ
そこが死角です
それを知ってたら自分が歩行者や二輪車に乗っている時
事故に巻き込まれるのを防げますよ
そこに事故を防ぐヒントがあるはずです
こういうことをきっちりやると運転も上手くなっていきます
上手な運転って安心して乗れる運転ができることだと思います
あなたも上手な運転をしましょう!
ミラーの死角まとめ
車のミラーには死角が存在し、特に4時と8時の方向が危険です。この死角が原因で二輪車との接触事故が多く発生しています。事故防止のためには、ミラーで確認できない部分を直接目で確認する「目視」が必要です。