本文へスキップ

運転が苦手、運転が上手くなりたい、初めて車を運転するあなたに!

8.悪条件下での運転等自動車教習所学科教習

悪条件下の運転



これからさまざまな状況で運転していくことになると思います。

悪条件の中運転しなければいけないときもあるでしょう!

悪条件の運転では、
視界が悪くなり、歩行者や他車の発見が遅れがちになり、路面がすべりやすくなり、歩行者なども傘や自分の足元に気を取られて車を気付くのが遅くなったりなど運転中の危険が増えます。

色々な状況でもその状況に応じた運転が必要になります。

夜間の運転

夜間は昼間とちがい、歩行者やほかの車がみえにくくなり、発見が遅れることがあります。

前照灯の光は上向きで100メートル、下向きで40メートル前方の障害物を確認程度の明るさです。たとえば、下向きのライトで時速60キロメートルを走行していて障害物を発見した場合、障害物を避けきれない可能性があります。(時速60キロメートルのときの停止距離や約44メートルです。)昼間では対応できる状況でも夜間では少し速度を落とし車間距離を長めにとって運転するようにしましょう!


夜間夜間は黒い服を着ている人が見えにくくなります。運転中はこれらの人を見落とさないようにしましょう!
逆に外を歩くときは運転者に発見されやすいように白っぽい色の服を着ることをお勧めします。




灯火をつけなければならない場合

夜間などに道路を通行するとき

夜間(日没から日の出までの時間)に道路を通行するときは、前照灯、車幅灯、尾灯などをつけなければなりません。昼間でも、トンネルの中や濃い霧の中などで50メートル(高速道路では200メートル)先が見えないような場所を通行するときもおなじです。

夜間などに道路に駐停車するとき

夜間、やむを得ず道路に駐停車するときは、非常点滅表示灯、駐車灯または尾灯をつけなければなりません。昼間でも、トンネルの中や濃い霧の中などで50メートル先が見えないような場所に駐停車するときも同じです。
しかし、道路照明などにより50メートル後方から見える場所に駐停車しているときや、停止表示器材を置いて駐停車しているときは別です。

夜間、高速道路でやむを得ず駐停車する場合は、非常点滅表示灯、尾灯、駐車灯を付けるほか、停止表示器材を置かなければなりません。


霧のときの運転

霧のときは、前照灯または霧灯(フォグランプ)を早めに点灯します。そして中央線やガードレール、前の車の尾灯をめやすに、十分に車間距離をとり速度を落として走行します。前照灯を上向きにすると霧に反射して見えにくい場合があります。その場合は見通しが悪くなるので下向きに変えましょう!