私も運転が怖かったんです。
実は、かつて私自身も運転に対して強い恐怖心を抱いていました。
ハンドルを握るたびに手が震え、車の動きが怖くて仕方がありませんでした。
でも、
今は女性専用ペーパードライバースクールのインストラクターをしています。
怖さを乗り越れたのは、たくさん、たくさん、運転の練習をしたからです。
安心できる環境で、いっぱい運転したら『怖さ』は乗り越えられます。
そして、運転が楽しくなります!
こんにちは!
車の運転が大好きで、FIT-RSのMT車に乗っています!
子供が二人いるママで、大型バイクにも乗り、全国各地ツーリングにも出かけます。
YouTubuもやってます!
バイクレースが好きでレースを見に行ったり、ゲームも好きで特にモンハンが大好きです。
かつて運転が怖かった私が、今は20年以上も運転の指導員として活躍しています。
今は女性専用のペーパードライバー教習を行っています!
そんな私のストーリーです。
運転に対する深い恐怖
運転が怖くて仕方なかったです。
私は20年以上にわたり、初心者やペーパードライバーの方に運転指導をしてきました。
しかし、ここまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。
運転に対する深い恐怖があったんです。
そう、私自身が運転が怖くて仕方なかったのです。
自動車の運転免許を取るために自動車教習所へ
20年以上前になりますが、運転免許を取得するために自動車教習所へ通いました。
初めてエンジンを始動して、クラッチを操作して車を動かした時を今でもはっきり覚えています。
自分が車を動かしているという不思議な感覚
めちゃくちゃ楽しかったです。
運転って楽しいんだな、私は運転することが好きなんだな
って思いました。
しかし、その楽しさは、次第に大きな恐怖へと変わっていきました。
交通事故による友人の死
仮免許を取得し、路上教習へと無事に進み、技能教習も残すところあと1時限となった時でした。
友人が交通事故で亡くなったんです。
すぐそばにいた友人がいなくなった悲しみ、そして、車に対する恐怖が襲い掛かってきました。
車は、人の命を奪ってしまうかもしれないんだ。
人の人生を狂わしてしまうかもしれないんだ。
そう思うと、運転する楽しさはなくなり、教習所にも通えなくなりました。
教習期限が迫ってきた
自動車教習所に通わなくなってから数か月後、教習所から電話がありました。
もうすぐ教習期限が切れてしまいますよ。
という連絡でした。
私は、もう運転免許を取るのをやめようと思っていました。
しかし、周りのみんなから
運転するの怖い気持ちはわかるけど運転免許証だけは取得しておこう
と、言われました。
当時の身分証明書と言えば運転免許証です。
身分証明書として持っててもいいかもしれない。
そう思い、もう一度、自動車教習所へ通います。
久しぶりの運転に手が震えた
残り1時間だけ残っていた技能教習。
数か月ぶりの運転です。
『緊張する』とは思っていましたが、まさかあんなことになるとは思いませんでした。
なんと、運転席に座ったら
ハンドルを握る手が震え、クラッチを踏む足が震えるんです。
カラダが恐怖で固まっていました。
『人を殺してしまうかもしれない』という恐怖が頭の中をグルグルとしていたんです。
教習所に通いだしたころの楽しさは全然ありませんでした。
うちの教習所で働かないか?
久しぶりの技能教習中にその時の担当教習指導員からこんなことを言われます。
うちの教習所で働いてみませんか?
『!?』
来月末で配車の方がやめるので、すぐにでも来てくれる人を探しているとのことでした。
突然の話にビックリしました。
今考えると、久しぶりの運転で震えている私に、違うことを考えるように言葉をかけてくれたのかもしれません。
でも、この一言で、私の人生は変わっていきます。
実は、小さいころから交通公園が大好きだった
そのころ私は、劇団に所属していて全国を巡業する生活をしていました。
舞台俳優です。
一応お金をもらってプロとして活動していましたが、出演料は出ても、稽古代は出ない、交通費もでない。
生活をするためにアルバイトをいくつも掛け持ちしていました。
舞台に立つことが好きで夢を追いかけている途中でした。
そんな生活をしていた時なので
教習所で働かないか?
と言われたら普通なら断ると思います。
でも私はちょっと違ったんです!
自動車教習所って交通公園みたいだよね!
交通公園は、小さな信号や交差点があって子供たちが交通ルールを学ぶための公園です。
私は小さいころから、この交通公園が大好きでした。
自動車教習所ってこの交通公園にすごく似てるなって思ったんです。
小さいころから大好きだった交通公園を見て働けるなら幸せかもしれない!
自動車教習所で働き始める
運転免許証を取得し、劇団を辞めて自動車教習所で働きだしました。
教習所では、受付や配車業務を行っていました。
フロントから教習コースがしっかり見えていたので、毎日本当に楽しかったです。
例えるなら、ディズニー好きがディズニーのキャストになった感じかな。
教習指導員を目指します!
ある日、上司に呼び出されます。
教習指導員にならないか?
とお誘いがかかります。
自動車教習所で働くことはとても楽しかったです。
しかし、運転することは怖かった私。
最初はハンドルを握るだけで手が震え、アクセルを踏む足が重かった。
少し、考えさせてください。
即答はせず、日々の業務をしながら悩みました。
初めて免許を取得しに来られる教習生と接していく中で私の中で使命のようなものが出てきました。
交通事故の悲しさがわかる私だから、何かできることがあるのかもしれない。
と教習指導員になる決断をします!
運転に対する恐怖を乗り越えた方法
教習指導員になるためには、知識はもちろんですが、技能も必要です。
運転に対する恐怖心を何とかしなければ、まともに運転することもできません。
私が運転の恐怖を乗り越えた方法は、単純だが効果的なものでした。
練習に練習を重ねること。
何度も練習を積み重ねるうちに、徐々にその恐怖は薄れていきました。
教習指導員試験の技能試験
たくさん運転練習をして『いざ、技能試験へ』
しかし、教習指導員の技能試験はえらいことでした。
クラッチを踏む足がガクガクと震えるんです。
緊張なのか、怖さなのか、
もう、散々でした。
もちろん結果は『不合格』
しかし、あきらめたくありません。
めちゃくちゃ練習しまくりました。
怖さを乗り越えるために、いっぱい交通安全を学びました。
そして、2回目の試験で教習指導員資格を取得できました。
違和感を感じ始める
教習指導員という仕事はとても楽しかったです。
でも、何か違うなって感じ始めます。
いくつかの教習所に勤めるのですが、
どの教習所でも
『技能検定に合格』させるための練習をするのです。
酷い教習所は、
『項目を送るな!(復習させるな!)』
と、一斉命令が出て驚きました。
そんなことを言われた教習指導員は、
目印教習をするようになります。
『あのポールが見えたらハンドルを全部回して...』
これを教えられた教習生は、免許取得後どうやって運転していくのでしょうか。
一般道路にポールがあるのでしょうか。
男性インストラクターは怖い
自動車教習所で教習をしていく中で、
『男性インストラクターは怖い。』
『男性の先生はイヤだ。』
などの女性の声を聞きます。
そして、
『車が大きくて怖い。』
『卒業しても、もっと運転練習がしたい。』
などたくさんの女性の声を聞きました。
特に電話対応で多かったのが、
『ペーパードライバーの練習をしていませんか?』
という女性の問い合わせです。
それらを日々聞いてるうちに、
『あっ!私ならこれらを解決できるやん!』
女性専用で軽自動車の教習車
『運転が怖い』
『車を運転したいけど出来ない』
という女性の方専門のペーパードライバースクールを立ち上げます。
軽自動車の教習車で運転レッスンをしています。
運転が怖いと思っている方が少しでも楽しく運転できるお手伝いをしています。
『運転が楽しくなりました』
『運転の怖さが減りました。』
など、ペーパードライバー講習を受講された方から温かいお言葉をたくさんいただきとても喜んでおります。
こんなヤツですがよろしくお願いします
悲しい交通事故が世の中から一つでもなくなるように日々活動しております。
なんでパンダなんですか?
好きだからです!
パンダが好きなんで昔から、『ぱんだ』という名前で色々活動してきました。
これからも『ぱんだ』で交通安全活動をしていきたいと思っています。
よろしくお願い致します。