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サイドブレーキとは?自動車の機構と運転装置の取り扱い

サイドブレーキ

サイドブレーキって必ず車にはついています。このサイドブレーキ正式にはパーキングブレーキといいます。
サイドブレーキとは?
けどハンドブレーキなんて呼ばれたりもしてます。

そもそもパーキングブレーキは、運転席と助手席の間にあることが多かったのでサイドブレーキと呼ばれるようになりました。その位置からどうしても手で操作することになるのでハンドブレーキとも呼ばれます。

しかし最近ほぼAT車で、パーキングブレーキの位置にはウォークスルースペースだったり、大型のBOXなどがありパーキングブレーキの位置はフットブレーキの横左足で操作する位置にきています。なので今サイドブレーキやハンドブレーキなんて言い方は時代遅れかも知れませんね。

パーキングブレーキは名前の通り駐車しているときに使うものです。走行中には基本的に使いません。なので制動力(止める力)はとても弱いです。ブレーキ自体も後輪二本にしかかかっていません。止めている車を動かないようにするためのブレーキなのです。と言うことは足で踏むフットブレーキよりも当然制動力は弱くなります。ちなみにフットブレーキは四本すべてにかかります。
しかも・・・
フットブレーキは油圧ブレーキ(オイルを使う)なのに対して、パーキングブレーキはワイヤーで止めています。
と言うことは・・・
ブレーキオイルがなくなっても、パーキングブレーキはちゃんと効くのです。
ちなみにフットブレーキが壊れることはなかなか無いことと思います。車の故障でももっとも危ない種類の故障なので頑丈に作られている筈です。だって故障したら走れるけど止まれない車ですもんね(**;)

ブレーキの故障にもいろいろありますがオイル漏れの故障であればフットブレーキが効かない場合パーキングブレーキで止めることができます。知っていて損はない知識ですよね。

オイルが漏れてなくなっている車に乗ったことがあるんですが、オイルがなくなっているとブレーキペダルを踏んでもフニャフニャの感触なんです。
さらにメーターにブレーキの警告灯が!
←こんなやつが点灯します。
でも気をつけてくださいブレーキの警告灯はパーキングブレーキが効いている状態でも点灯します。パーキングブレーキを下ろしているにもかかわらず、警告灯が点灯していればオイル漏れです。

パーキングブレーキが効いている状態で警告灯が点灯するのはそのまま走行するとブレーキが別の故障をするからです。教本なんかにも出てくるフェード現象ベーパーロック現象です。この故障はブレーキがまったく効かなくなったりするので、かなり危険です。しかもこの故障ではブレーキ警告灯が点灯しません。

車の装置はそれぞれ使う場面が決まっています。使い方、構造を理解してるともしものときの対応や余計な故障を防ぐことができますよね。使い方を守って楽しく運転しましょう!