MT車の発進はAT車よりも少しやっかいですね。
けど慣れるとなんてことないですよ ←MT車大好き(^0^)/
クラッチ操作が一番むずかしいです。簡単にクラッチを知りたいなら、
→
クラッチになってみる!
発進するときのイメージは
クラッチを
ポンと踏んで、
チェンジレバーを
カチカチと動かして、
アクセルを軽く
ブーと踏み
クラッチを
スー、ピタッ、スーとあげる感じです
スー、ピタッ、スーは、自動扉だと思ってください
ダッシュで自動扉の前まで行き ←
スー
開くまでちょっと待って ←
ピタッ
開いたらまたダッシュ ←
スー
↑イメージは大切ですよ!^^
スー、ピタッ、スーのイメージをしっかりつかんでください!!
発進のイメージがつかめたら次はアクセルを踏む量を把握します。
発進のときアクセルを踏まなくても、エンジンのアイドリングだけで発進できるって知ってますか?
初めての人はよくアクセルを踏みすぎます
エンジンが
ぶい〜ん!!! って悲鳴をあげるぐらい踏んだりしてます
エンジンがかかっているということは、エンジンは動いています。
無理やりアクセルを踏んでエンジンの回転を上げなくても、平地ならクラッチをつなぐと車は動き出します。
エンジンがかかっているその力(アイドリング)だけでも発進できるんですよ。
私は道路が渋滞していてトロトロ走るときはクラッチ操作だけで発進したりします。ただアクセルを踏んでいないエンジンの回転力はすごく小さいですからゆっくりの速度でしか発進できません。上り坂だとエンストしたりします。
だから平地の渋滞中にはいいですよ^^
普段の運転であんな渋滞中ぐらいゆっくり発進してたら周りにとても迷惑ですから、少〜しアクセルを踏んであげて力を加えてあげる感じです。めっちゃ踏む必要はないんですよ。
いきなり時速100キロを出すわけではないんです。重たい車を動かすだけのパワーをタイヤに伝えてあげるだけでいいです。
アクセルを踏む量はだいたいエンジンの回転計で2000回転ぐらいが発進の時の目安と言われています。けどエンジンの回転計ばかりみていると全然上手くならないですよ。
車の周りの状況を見ていなくて危ないですし、車がいつ動き出したのか見てないからわからないですよね。
だからあなたの耳で2000回転を覚えちゃいましょう!2000回転はエンジンの音が軽くブーと言う感じなのです。
これは自分でつかんでくださいね
教習所はそれを練習するところですから、たくさん練習してください。これをつかむと運転が楽になり、上手くなります。2000回転を超えると音が高くなりますのでつかみやすいと思います。がんばって練習してください。
何度も言いますが、アクセルを踏むのは踏みますが軽くですよ!「アクセルは踏まないといけない」と踏みすぎてしまうと失敗します。
次に発進のときギアをローに入れますね。
ローギアでなくても車は発進できますよ。どのギアでも発進できます。そうです、5速でも発進はできるのです。故障しちゃうことももちろんあるかもしれませんが、できるできないで言うと、できます!
バスとか大きな車はセカンドから発進してたりします
ギアですが、
ローが1です
セカンドが2
サードが3
トップが4
オーバートップが5です
これは車によって違いますが、教習車は基本この形で練習していきます。
ギア付きの自転車に乗ったことがありますか?ペダルがすごく重たいのから軽いのまでありますよね。ペダルが重たいのは発進には不向きですがスピードを出すにはいいですよね。
ペダルが軽いのはスピードを出そうと思ったらすごく漕がないといけませんが、発進のときや上り坂では楽チンですよね。
車のギアも同じような感じです。ペダルがすごく重たいのがオーバートップギアでペダルがすごく軽いのがローギアです。オーバートップギアで発進すると、めっちゃめっさゆっくりです^^ペダルが重たいですから、スピードが出るのにすごく時間がかかります。すごく軽いローギアで発進して、徐々にスピードの出るギアにバトンタッチしていくイメージです。
たとえば、ローギアで発進してそのままギアチェンジしないでアクセルを踏んでもエンジンの回転があがるだけで、一定スピードまでしか出ません。自転車の軽いギアのまま必死にペダルをこいでもスピードはでませんよね。スピードにあわせて徐々にペダルの重たさを変えていくと、楽に速度を上げていくことができますね。車も同じように、軽いギアロー(1速)からスタートして、徐々にスピードを上げてギアもセカンド(2速)→サード(3速)とあげていきましょう。
なんとなくわかってもらえたところで発進手順を説明します。
- クラッチペダルとブレーキペダルを踏んでエンジンをかけます。安全のためにクラッチスタートシステムがついています。クラッチをしっかり踏み込まないとエンジンがかからないシステムです。
- ギアをロー(1速)に入れる。
- ブレーキペダルを離し、アクセルペダルに足をうつす。
- アクセルペダルを踏んでエンジンの回転をあげる。(2000回転ぐらい)
- クラッチペダルを徐々に上げていく。
- エンジンの変化するところで少し止める(半クラッチ)車が動き出す。
- アクセルペダルを徐々に踏みながらクラッチペダルを静かに戻す。
半クラッチの状態になると車が徐々に動き始める=タイヤが回り始めるということです。ゆっくりタイヤにエンジンの回転を伝えいるんですね。このイメージを持って車が一台分ぐらい動くまでクラッチをとめておけたら、上手に発進できるようになると思います。
半クラッチはエンジンの回転とタイヤの回転を合わせてあげることですから、エンジンの回転とタイヤの回転がまだ合ってないのにクラッチペダルを戻してしますとガッタンゴットンとなります。
何度も練習するとすぐに上手くなりますよ。慣れてくると音の変化や車の動きかたなどですぐに半クラッチの位置がわかります。初めてでいきなり上手に発進するのはむずかしいです。失敗して当たり前ですから、たくさん失敗して、たくさん練習してください。
すぐに上手になりますからね!
最後に
クラッチをきちんと踏めてますか?
初めての車の運転〜教習所編〜ぱんだ先生の足
クラッチはかかとをつけて操作しませんよ!足の指の付け根ぐらいをペダルの真ん中に置きクラッチは
ひざの曲げ伸ばしで操作します。かかとをつけている方は気をつけてくださいね^^
クラッチってなに?ってあなたは
→
半クラッチのコツ!クラッチになってみる!