AT車はMT車と違ってクラッチがないです。
AT車はクラッチ操作などが自動化されているので操作が楽です。間違ってほしくないのですが、運転操作が楽なだけであって運転が楽なわけではありません!運転の仕方はMTもATも一緒ですよ!
まずチェンジレバーの説明をしますね
[P]・・・パーキングレンジ
車を駐車するときに使います。タイヤがロックされていて車が動かないです。キーを抜くことができます。エンジンをかけることが出来ます。
[R]・・・リバースレンジ
車をバックさせるときに使います。車内でピーピーとかポンポンとか警告音がなります。エンジンがかかっている状態でブレーキをかけてないと、車は後ろに勝手に動きます。エンジンをかけることは出来ません。
[N]・・・ニュートラルレンジ
エンジンの力がタイヤに伝わりません。アクセルを踏んでもタイヤは動きません。タイヤはロックされていないのでブレーキをかけてないと坂道だとコロコロと動きます。エンジンをかけることが出来ます。
[D]・・・ドライブレンジ
普通に車を動かすときに使います。速度やエンジンの回転などでギアを自動で変えてくれます。エンジンがかかっている状態でブレーキをかけてないと車は前に勝手に進みます。エンジンをかけることは出来ません。
[2]・・・セカンドレンジ
坂道などエンジンブレーキを使うときに使います。1速と2速が使われます。エンジンがかかっている状態でブレーキをかけてないと車は前に勝手に進みます。エンジンをかけることは出来ません。
[1]・・・ファーストレンジ・ローレンジ
坂道など強いエンジンブレーキを使うときに使います。1速だけが使われます。エンジンがかかっている状態でブレーキをかけてないと車は前に勝手に進みます。エンジンをかけることは出来ません。
簡単に書いたんですがなんだか難しいですね。これは一例です。たぶん教習車がこれかなぁ〜で書きました。AT車は種類がたくさんあって全部は説明しきれない・・・[P][R][N][D]は一緒ですが、[2][1]の部分が車によって違いがあります。[3][2][L]だったり+−だったりします。最低↑に書いたのだけは覚えてほしいなぁ〜。
AT車は[D][R][2][1]などの車を走らせるレンジに入れたら、ゆっくりな速度ですが勝手に車は動いちゃいます。これを
クリープ現象といいます ← 学科試験によくでます!!クリープ現象はとても便利ですよ。発進するときに急発進せずにゆっくり発進が出来る。ちょっとの上り坂とか下がりにくい。バックの時はブレーキ操作だけで速度調節が出来ますからね。だけど赤信号などで車を停めているときは、しっかりブレーキを踏んでくださいね。車が停まっているからとブレーキを離しちゃうと車が勝手に動き出しますよ!追突事故になりかねないので注意が必要です。
チェンジレバーを動かすときですが【P】から動かす時は、ロックを解除してからじゃないと動かないように出来てます。言葉では難しいので
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【P】 |
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【R】 |
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【N】 |
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【D】 |
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【2】 |
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【1】 |
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赤の
→の方へ動かすときは、ロックの解除が必要です
これがロックの解除ボタンです。
では発進の仕方です。ギアが[P]に入っていることを確かめて、ブレーキを踏んでエンジンをかけてください。ブレーキペダルを踏んだままギアを[D]にします。そしてパーキングブレーキ(ハンドブレーキ)を解除して、ブレーキペダルをゆるめていきます。車が動きはじめるのでアクセルを踏む、上手に発進するにはクリープ現象で動いている動きに
アクセルペダルで徐々に速度を加えていく感じで発進するとなめらかに発進できますよ。アクセルペダルは親指側ではなく小指側で力を加えると急に力が加わらずいいですよ。
アクセルを踏むと加速していってアクセルを戻したりブレーキをかけたりギアを[2][1]にすると減速します。
停止の仕方はアクセルペダルを戻してブレーキペダルを踏みます。ブレーキは徐々に強く踏んでいって最後にゆるめます。ゆるめて完全に停まったらしっかりブレーキを踏みます。最後にゆるめるとカクン!とならないですよ。
完全にブレーキを離してしまうと車は動いてしますので注意!停止中はブレーキはしっかり踏んでおきましょう
注: ブレーキのかけ方は状況で変わります。
駐車の仕方は停止の仕方で停まったらブレーキペダルは踏んだままパーキングブレーキ(ハンドブレーキ)をかけます。チェンジレバーを[P]に入れます。エンジンを切ってブレーキを離します。
案外覚えることがたくさんありますよね。
AT車は運転が簡単って思いますか?AT車は操作の一部が少し自動になっているだけです。運転するのはあなたです。勝手にハンドルを回したり安全を確認してくれるわけではないです。気をつけて運転してくださいね。