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自動車教習所で使用される車ってどんなの?|教習車の補助ブレーキやサイズ特徴など

教習所の車ってどんなのか興味あるんだけど!教習所の車には特別な装置がたくさんついているよ。

そやな!1度は助手席からブレーキとか踏んでみたいよな。

ぱんだ先生!教習所の教習車ってどんなのかおしえてよ!

よっしゃ!まかしとき。まずな、教習車って法律で決まってる車なんやで!

指定自動車教習の教習車として認定されるためには、補助ブレーキの装備が必須です。

これは道路交通法や関連規定に基づき、教習車は安全な教習を行うために助手席から教官が操作できる補助ブレーキを備えていなければならないためです。

補助ブレーキが装備されていない車は教習車として使用できず、これが教習車の基本的な要件の一つです。

この装置により、教官は緊急時にブレーキを操作し、事故を防ぐ役割を果たすことができます。

したがって、

教習車=補助ブレーキが必須という認識は非常に重要なんやで!

教習所で使用される車の基準と特徴|補助ブレーキが必須!

自動車教習所の教習車

1. 教習所で使用される車のサイズとは?

教習所で使用される車両は、普通自動車免許を取得するために特別な基準に基づいて選ばれています。これらの車両は、運転初心者が安全かつ効果的に運転技術を学べるよう、サイズや装備が法律で定められています。

  • 乗車定員:5人以上の普通自動車
  • 全長:4400mm以上
  • 全幅:1690mm以上
  • ホイールベース:2500mm以上

これらの基準は、普通車を運転する際に必要な操作感覚や車両の取り回しを正確に学ぶために設けられています。

そのため、軽自動車では教習ができません。

ただし、高齢者講習やペーパードライバー講習などでは軽自動車が使われることがあります。

軽自動車でペーパードライバー講習

2.教習車はガソリン車だけなの?

これらの基準を満たせば、教習車として使用できるため、燃料の種類(ガソリン車、ハイブリッド車、LPガスなど)に関係なく、どの車種も適用されます。

3.補助ブレーキは必須なの?

自動車教習所の教習車の助手席に設置されている補助ブレーキ

さらに、教習車として使用されるには、補助ブレーキの装備が必須です。これは、教習指導員が助手席からブレーキを操作できるシステムで、運転者が危険な状況に陥った際に即座に介入して安全を確保する役割を果たします。

補助ブレーキがない車両は教習車として使用できません。

教習車として使用される代表的な車種

教習車として広く使用されている車種は、運転のしやすさや安全性を考慮して選ばれています。以下は、教習所でよく使用される代表的な車種です。

  • トヨタ・カローラアクシオ
    トヨタの教習車
    多くの教習所で使われる定番の車種。運転しやすさと広い視界が特徴です。
  • ホンダ・グレイス
    ホンダの教習車
    コンパクトで操作が簡単なセダン。教習所向けに使用されることがあります。
  • マツダ・アクセラ
    マツダの教習車
    走行の安定性が高く、安全機能が充実しているため、教習車として人気です。

教習車の基準に合ったサイズ(全長4400mm以上、全幅1690mm以上など)を満たしている場合、助手席に補助ブレーキを取り付けることでどんな教習車として使用可能です。この機能を取り付けることで、特定の車種に限らず、多様な車種が教習車として認定されることが可能です。

こんな教習車もあるよ!

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メルセデス・ベンツ 新型Cクラスの教習車
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補助ブレーキと補助ミラーについて

ドアミラーを使って後方の安全確認をしている

教習車には、教官が緊急時に操作できるように補助ブレーキが必ず装備されています。これは教習車の必須装備であり、運転者が誤って危険な操作を行った際、教官が安全を確保するための重要な機能です。

さらに、教官が助手席からも後方確認ができるように補助ミラーが装備されています。これにより、教官は運転者の見えない部分を監視し、安全を確保することが可能です。補助ミラーは特に死角の確認や駐車時のサポートに役立ちます。

教習車の補助ブレーキの踏みごごちってどんな感じ?

そうやなー、ちょっとブレーキの効きはよくない感じやわ。もっさりしとる。

もっさり…

でもそこはプロの教習指導員や!ちゃんと危なかったら車を止めてくれるで!

4. 教習車の安全機能

教習車についているクラクションやスピードメーター

教習車には、運転初心者でも安全に運転ができるように、特別な安全機能が搭載されています。これらの機能は、緊張しているときや操作に自信がない場合でも安心感を与えます。以下は主な安全機能です

補助ブレーキ
助手席に座る教習指導員が、緊急時にブレーキをかけることができる機能です。運転者がブレーキを踏み損ねたり、危険な状況に直面した場合でも、教習指導員が即座に介入できるので安心です。

補助ミラー
教習車には教官が助手席からでも後方を確認できる補助ミラーが装備されています。これにより、運転者が死角を見落とした際も教習指導員がサポートできます。

自動ブレーキシステム
前方の障害物をセンサーで感知し、衝突を回避するために自動的にブレーキをかけます。これは運転者が危険に気づかなかった場合に機能し、衝突を未然に防ぎます。

ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)
急ブレーキ時にタイヤがロックしないようにし、車の制御を失わないようにするシステムです。これにより、急ブレーキ時でも安定したハンドリングが可能です。

そのほか、助手席からだけ見えるスピードメーターや、助手席から操作できるウインカーやクラクションが付いてたりするねんで!

教習車を使った実技教習の流れ

教習車を使用した実技教習は、以下の2段階に分かれます

  • 第一段階
    教習所内で発進・停止、ハンドル操作、バックなどの基本操作を練習します。この段階では、補助ブレーキや補助ミラーが大いに役立ちます。運転者が操作に不安を感じても、教習指導員が適切にサポートしてくれます。
  • 第二段階
    路上教習では、車線変更や交差点での右左折、高速道路での運転など、実際の道路での運転技術を磨きます。この段階でも、補助ブレーキや補助ミラーが活躍し、教習指導員が適切にサポートします。

5. 指定自動車教習所の教習車ってどんなの?(FAQ)

Q1:教習車にはどんな車が使われていますか?

A1:教習所ではトヨタ・カローラアクシオ、ホンダ・グレイス、マツダ・アクセラがよく使われます。一部の教習所ではBMWやアウディといった高級車も使用されています。

Q2:補助ミラーと補助ブレーキとは何ですか?

A2:補助ミラーは教習指導員が助手席から後方を確認できる装置です。補助ブレーキは教習指導員が助手席からブレーキを操作できる装置で、緊急時に教官が制御します。これらは教習車に必須の安全装備です。

自動車教習所で使用される車ってどんなの?まとめ

教習所で使用される車は、運転初心者が安全に学べるように設計されています。

教習車の基準は法律で定められており、特に初心者に優しい車種が選ばれています。

また、補助ブレーキや補助ミラーなどの安全機能が標準装備されており、緊張する初めての運転でも安心して取り組むことができます。

  • この記事を書いた人
パンダ先生

PANDA

かつては運転が大の苦手でした。しかし、今は【教習指導員】として20年以上運転を教えています。恐怖は乗り越えられるものです。その第一歩を、私と一緒に踏み出しましょう。

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