初心運転者向け

初心者でも安心!狭い道のすれ違い方

2024年7月12日

ぱんだ先生
ぱんだ先生

狭い路地はどこの街にも存在します。クルマの便利さを最大限に活かすためには、狭い道でのすれ違いを上手に行うことが重要です。自動車教習所の教習生に向けて、ベテラン指導員が優しく教える方法をご紹介します。

すれ違うための基本ルール

広い場所を探す

対向車が見えたときには、まず自分と相手の間で一番広い場所を見つけることが大切です。例えば、近くに駐車スペースがあれば、その場所を利用することができます。また、道の脇に少し広くなっているところがあれば、そこに止まって待つのも良い方法です。このように広い場所を利用することで、お互いにスムーズにすれ違うことができます。

止まる場所の選定

止まる場所を選ぶ際には急にブレーキを踏むのではなく、なるべく広い場所を見つけて止まりましょう。例えば、道がカーブしているところや視界が良くない場所ではなく、直線で見通しの良いところに止まると安全です。

走行ラインをイメージしながら寄せる

道の左側に寄せる場合は、自分が通るラインをイメージしながら寄せていきます。そして、クルマの後部が道路に飛び出すのを防ぎます。具体的には、前方に電柱やガードレールがある場合、そこにばかり視線を向けると、通過できなくなる恐れがあります。注意しながら寄せていきます。

自分の位置に集中する

自分の位置に集中

対向車を見るのではなく、自分が決めた場所にしっかりと止まることに専念します。例えば、道の脇にある木や看板を目安にして、自分の位置を確認します。止める位置が決まれば、相手が通過するのを待つだけです。対向車も、こちらが止まっているのを確認すれば、軽く手を上げて通り過ぎてくれるでしょう。

車をまっすぐにして待つ

運転に慣れないうちは、車の前だけを寄せることがありますが、できるだけ車をまっすぐにして待つことが大切です。例えば、道の中央から少しずつ左に寄せて、車全体がまっすぐになるようにします。これにより、対向車が通りやすくなります。

プレッシャーに打ち勝つコツ

狭い道でのすれ違いはプレッシャーがかかりますが、そのプレッシャーを乗り越えるためには、冷静に判断し、自信を持つことが大切です。例えば、深呼吸をしてリラックスし、「大丈夫」と自分に言い聞かせることで落ち着きを取り戻します。また、普段から狭い道を走る練習をすることで、少しずつ自信がついてきます。

安全にすれ違うための注意点

道路の状況を確認する

すれ違いの際には、道路の状況をしっかりと確認することが重要です。例えば、雨の日や夜間など視界が悪い場合は特に注意が必要です。また、道路が凍結している場合や落ち葉が多い時は、滑りやすくなるため慎重に運転しましょう。

対向車とのコミュニケーション

すれ違いの際には、対向車とのコミュニケーションも大切です。例えば、ライトを点滅させることで「先に行ってください」と合図を送ることができます。また、軽く手を上げて挨拶することで、お互いに気持ち良くすれ違うことができます。これにより、運転に対する不安を軽減することができます。

無理をしない

狭い道でのすれ違いは無理をしないことが重要です。例えば、どうしても不安な場合は一度クルマを止めて、安全な場所に避けることも選択肢の一つです。また、あらかじめ広い道を選んでルートを設定することも、安心して運転するための方法です。

狭い道でのすれ違い方について、初めて運転する方に向けたアドバイスをお届けしました。少しずつ慣れて、自信を持って運転できるようになることが大切です。

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