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〝運転免許の取得方法〟【必要な年齢と試験】教習所に行く必要はある?

運転免許を取得するための方法とは?教習所に行くだけ?

運転免許を取得するには、運転免許試験場へ行き【技能試験】と【学科試験】と【適性試験】の3つの試験に合格する必要があります。指定自動車教習所を卒業し卒業証明書を持っていくと【技能試験】を免除されます。

ポイント

・運転免許試験は【技能試験】【学科試験】【適性試験】の3種類がある。

・指定自動車教習所を卒業して卒業証明書をもらうと【技能試験】を免除される。

運転免許証を取得するには、運転免許試験場で【技能試験】と【学科試験】と【適正試験】に合格する必要があります。

この3つのうち【技能試験】はとても難易度が高く容易に合格することができません。

ですので、新規に免許を取得されるほとんどの方が指定自動車教習所へ通われます。なぜみんな指定自動車教習所へ行くのかというとこの難易度の高い【技能試験】を免除してもらうことが出来るからです。指定自動車教習所で卒業証明書を発行してもらい運転免許試験場へ提出することで免除になります。

※原付、小型特殊に技能試験はありません。原付は実技講習があります。

適性試験ってなに?

視力、色彩、聴力、運動能力など合格基準に達しているか試験を行います。

運転免許を取得するために必要な年齢【受験資格】

運転免許を取得するためには、以下の年齢を経る必要があります。

必要な年齢になっているか

まず運転免許を取得するために必要な最低年齢に達しているか確認しましょう。

免許の種類年齢
仮免許普通、準中型18歳以上
中型20歳以上
大型21歳以上
一種免許原付、小型特殊、普通二輪16歳以上
普通、準中型、大型特殊、けん引、大型二輪18歳以上
中型20歳以上
大型21歳以上
二種免許普通、中型、大型、大型特殊、けん引21歳以上

運転経歴期間は足りているか

免許の種類運転経歴等
一種免許 普通   
準中型
大型特殊
大型二輪
普通二輪
原付
小型特殊
運転経歴は必要なし
中型普通免許、準中型免許又は大型特殊免許を現に取得して、これらの免許のいずれかを受けていた期間(運転経歴)が通算して2年以上あること
大型中型免許、準中型免許、普通免許又は大型特殊免許を現に取得して、これらの免許のいずれかを受けていた期間(運転経歴)が通算して3年以上あること
けん引大型免許、中型免許、準中型免許、普通免許又は大型特殊免許を現に取得していること
二種免許大型
中型
普通
大型特殊
大型免許、中型免許、準中型免許、普通免許又は大型特殊免許を現に取得して、これらの免許のいずれかを受けていた期間(運転経歴)が通算して3年以上(政令で定めるものにあっては2年以上)あること
けん引既に他の二種免許を取得していること
若しくは
大型免許、中型免許、準中型免許、普通免許又は大型特殊免許を取得して、これらの免許のいずれかを受けていた期間(運転経歴)が通算して3年以上(政令で定めるものにあっては2年以上)あり、かつ、けん引免許を取得していること
※大型一種・中型一種・第二種免許で特定の教習等を修了した者は、年齢及び運転経歴等が短縮となる場合があります(要修了等証明書)

視力は足りているか?

普通自動車、普通仮免許、大型二輪、普通二輪、大型特殊免許

免許の種類免許取得可能な合格基準
普通自動車免許
普通仮免許  
大型二輪
普通二輪
大型特殊免許
・両眼で0.7以上、かつ、一眼でそれぞれ0.3以上
・一眼の視力が0.3に満たない場合、または一眼が見えない場合は、もう片方の目の視野が左右150度 以上で、視力が0.7以上

原付、小型特殊

免許の種類免許取得可能な合格基準
原付
小型特殊
・両眼で0.5以上
・一眼が見えない場合、もう片方の目の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上

大型、中型、準中型、牽引、第二種、大型仮免許、中型仮免許、準中型仮免許

免許の種類免許取得可能な合格基準
大型
中型
準中型
けん引
第二種
大型仮免許
中型仮免許
準中型仮免許
・両眼で0.8以上、かつ、一眼がそれぞれ0.5以上
・深視力を3回検査し、平均誤差が2センチメートル以下

深視力とは

三棹(さんかん)法の奥行知覚検査器により2.5メートルの距離で3回検査し、その平均誤差が2センチメートル以下であること。

3本の黒い棒の真ん中の棒が前後に動きます。両サイドの棒と真ん中の棒が揃ったところでボタンを押します。その時の真ん中の棒が両サイドの棒と前後の差が2センチメートル以下なら合格です。

色彩識別能力の合格基準

赤色、青色及び黄色の識別ができること。

聴力の合格基準

両耳の聴力(補聴器により補われた聴力を含む)が10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえること。ただし、この条件に該当しない方であっても、特定後写鏡等を取り付けることと聴覚障害者標識を表示することを条件に、準中型免許、普通免許、準中型仮免許、普通仮免許を取得することができます。
※大型自動二輪免許、普通自動二輪免許、小型特殊免許、原付免許の方は、行いません。

技能試験の合格基準は

技能試験は、100点満点の減点方式を採用しており、減点が重なり、合格点に達しなくなると試験が終了します。
技能試験の合格点数は、中型仮免許及び大型仮免許が60点以上、普通仮免許は70点以上、第一種免許は70点以上、第二種免許は80点以上です。

指定自動車教習所の卒業証明書を持っている方は技能試験を免除されます。

学科試験の合格基準は?

仮免許の受験

学科試験(仮免許)

運転に必要な知識について、50問の択一式又は正誤式で行います(30分)。
合格基準は、90%以上の成績が必要です。

学科試験が免除される方

普通自動車、大型特殊免許、大型二輪免許、普通二輪免許をお持ちの方は、学科試験が免除されます。

学科試験

運転に必要な知識について、95問の択一式又は正誤式で行います(50分)。
合格基準は、90%以上の成績が必要です。

  • 学科試験が免除される方
    普通免許、大型特殊免許、大型二輪免許、普通二輪免許をお持ちの方は、学科試験が免除されます。

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