学科教習のコツ

「駐車と停車の違い」同じ車を停める行為だけど“ここが違う”

駐車と停車は【ただちに車を移動させることができるか】これがポイント!

「駐車」と「停車」は、どっちも同じ車両を停める行為です。しかし、違いがあります。こんな風なことを聞いたことありませんか?『トイレに行ってるちょっとした時間に車を停めた』これだけなのに駐車違反を取られた。少しの時間しか停めていないのになんで駐車違反なんだろう?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?「駐車」と「停車」の違いを簡単に言うとこれです。

ポイント

直ちに車を移動できるのか?

つまり、

ドライバーが車を離れた時点で「駐車」とみなされると判断するのが正解です。

たとえば、

送迎の同乗者の乗り降り時、運転席にドライバーがいて移動可能な状態にスタンバイできているのは「停車」とみなされます。

ですから、さきほどのトイレ。ちょっとの時間でも運転席からドライバーが離れた時点で「駐車」になります。ですから、駐車違反で取り締まられるということになります。

交差点とその付近は駐停車禁止です

少しの時間でも交差点とその付近は駐停車禁止です。同乗者の乗り降りであっても停まってはいけません。車を停めてしまうと、たとえば大型車両が右左折できなくなってしまう可能性があります。周りにとても迷惑をかけます。

都市部の多くは、路上で駐車できる場所が少ない

都市部の多くは、普通の路上で駐車できる場所が少ないと思っておきましょう。コインパーキングなどを利用しなければなりません。車は便利なようで違反しないように車を駐車するのは不便です。駐車場の確保が意外と難しいです。駐車場を探す時間をとられてしまいます。自分の便利だと思う場所に車を停めることが出来ないことが不自由です。だからと言って、自分勝手な路上駐車は、迷惑です。スムーズな交通の流れを維持し道路の安全性を高めるためには、迷惑な違法駐車車両の取り締まりをしっかり行っていただきたいです。

ポイント

都市部に車で出かけるときは、あらかじめ駐車場の確認をし車を停める場所を確保できるかどうかをあらかじめ確認しておくといいですね。

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